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◆センスオブワンダー自然体験一日目海レポ

この夏の一大イベント無事終了!

晴天に恵まれ、プロフェッショナルな先生方に恵まれ、参加くださったメンバーの方にも恵まれ、海まで5分 山まで3分 の素晴らしいロケーションに恵まれ、最高の二日間になりました。ありがとうございました!

地球ハグ倶楽部 里咲レクチャー「自分と地球をハグできる力」

☆やる気元気を引き出す心の栄養、ハグニケーションとは。

☆動きの中に成長があり、動きの中に発達がある。生きる力を強める 動きのサイクルとは。

☆子供達は、生命として、自然からもらった宿題がある。モンテッソーリ的子供の捉え方とは。

☆元気無鉄砲系、静か慎重系、それぞれの子供のリズムと感覚に寄り添うアプローチ事例。

などなど…

そして「センスオブワンダー体験」シェアタイム。子供時代からふり返って、自然の中で夢中になった記憶や、感動のシーン、強烈に印象に残っている体験をシェアしながらの自己紹介。皆さまの体験談 素晴らしかったです。

今後子供たちのためのカリキュラムをどう組んでいくか、そのヒントがザクザクと溢れ出す宝の時間となりました。

カズムシ先生の「自然の中でのKY危険予知」レクチャーを受けた後は、熱中症対策をして海へとGO!

愛知県下プロフェッショナルな自然観察指導員の先生方、ベテラン教員の方々がズラリとサポートしてくださるお散歩観察。

「名前を教えるだけでは、意味がありません。子供達に、自然のすばらしさを伝えるには、どうしたらいいか。」が今回のテーマ。

子供の目線で、触って、香って、食べて、捕まえて…五感をフルに使った自然観察。

自然の中で遊び尽くしてきた、自然を愛してやまない永遠の少年な先生方のトークに、親も子も引き込まれました。

先生が嬉しそうだと、その感動やワクワク感が伝染してくるんですよね。一緒に発見を喜び、不思議さに目を見張り、歩いて10分の道のりを、1時間かけて、ようやくの海到着。

「自分がどれだけ自然の中で遊んだか、自分がどれだけ感動したか。自分が感じたことしか伝えられない。」

とベテラン自然観察指導員の先生談。

「大人も一緒に楽しみましょう!」

永田先生からお題をもらいながら、大人も子供に戻って楽しみました。

やはり男子には狩猟本能が備わっている?どんどんカニを捕まえる子供達とお父さん達、夢中。

「すごーい!」獲物ゲットみんなのヒーロー。「今夜のおかず?ワタリガニ?」

「カメノテは、貝の仲間でなくて甲殻類、エビカニの仲間だから美味しいよ。」

こちらカメノテに、みんなでかぶりつき。

私もカメノテ生まれて初めて食べました!人生初体験。ウニのような甘えびのような…。お刺身でいただきました(笑)

カメノテを採ってくれたのは、イノシシも捕って来てくれる頼もしい猟師、地球ハグ倶楽部マタギ隊長まさやん(左)

「俺を大人と思うなよ」子供に戻って本気で遊ぶプロフェッショナル、地球ハグ倶楽部隊長カズムシ先生(右)

この二人のコンビは最高最強です。

海藻も、オカヒジキも、何でも、味わってみました!な磯観察。「自分の感覚を信じる」こともテーマのひとつですから、食べるかどうかはそれぞれの判断にゆだねられます。すべて自己責任(笑)

自然の中で「自然の素材を採って食べる美味しい体験」は地球ハグ倶楽部の活動の3本柱の一つ。

「私達も自然の一部だね」「環境を守ることは自分を守ることだよね」と体感できる最高の環境教育なのです。

美味しく、楽しく、美しく? みんな野生に戻りました。食いしん坊の面々。

楽しいだけでは終わらない。五感全て体中を使って遊んだ後は、発見と驚きと学びの時間。

「みんな、どんなものを発見したかな?」

こどもたちは自分の発見した宝物を、意気揚々と、いっぱい持ち寄ってきました。

「これは何かわかるかな?」「これは珍しいね~!」

引き出しいっぱいの現役の高校の生物の先生、永田先生のレクチャー。 「先生凄い!」

体験が先にあって、不思議に思う気持ちが湧いてきて、そこから知りたい気持ちが溢れてくる。本来の学びの順序ですね。

先生の一言一言に子供達、くぎづけ&かぶりつき!

なんとこちらのレクチャーは、愛知県の高校の生物の先生の新任研修と同じ内容だったのですよ。

素晴らしい体験になりました。

最年少2歳児くんもピッタリと手をつないで離れなかったモテモテの先生はこちら。野生の魔法使い先生たち。モテモテの先生の魔法が盗めたでしょうか?楽しい時間はあっという間に経ちます。

「もっともっと!」そんな気持ちいっぱいでしたが、時間になってしまいました。「センスオブワンダー」な体験、子供たちの深い所に積み重なっていくことでしょう。ありがとうございました!

海遊びの後は、水分補給とスイカタイム。

この後、夕食お風呂後、夜のプログラムも、盛りだくさんとなるのでした。続く…

番外

「もっと遊びたかった~!!!!」

「もっと泳ぎたかった~!!!

「もう一回海に来たい!」

「磯の生き物育てたい!」

「イソギンチャクや貝やらヤドカリやら、家で飼って眺めたい!」

「持って帰ったけど傷んでた。今度はカメノテその場で茹でて食べたい!」

「夏休みの自由研究に貝の標本作りたい!」

扉を少し開けると、意欲が湧いてきますね。

「環境を用意して、提案して、待つだけ」

「そして現れてきたものについていくだけ」

本当にその通り。そんなわけで、8月26日(土)にまた、地球ハグ倶楽部で篠島行くことになったのでした。

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