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巨大オタマジャクシ!生物多様性センターに行ってきました

実は先日、小学校2年生の健ちゃんが、猪高のたんぼで、大きな大きなおたまじゃくしを10匹以上つかまえてきました。

「でっかーい!」

家に帰って来て、なんのオタマジャクシだろう?と調べてみたら、

「これは、もしかしてウシガエル?」

「特定外来生物って書いてあるけど、トクテイガイライセイブツって何?」

環境省のHPの 特定外来生物一覧より、ウシガエルのページをプリントアウトして、ふりがなをふって一緒に読んでみました。 (環境省さん、子供向けにひらがなページと優しいイラスト付きページもお願いします)

特定外来種は、飼育してはだめ。売ってもダメ。放ってもダメ。 懲役や罰金が科されます。

個人の場合、100万円~300万、利益追求の法人については、5000万円~1億以下の罰金。

なのだそうです。

健ちゃんと私たちは、いつもお世話になっている、生物多様性センターさんに、連絡をしました。

すると、職員の皆様は、生き物が好きな健ちゃんの気持ちを察しながら、とても親切にご対応くださり、

カエル博士の寺本先生は、特定外来生物のお話、生態系のお話、いろんな生き物を見せながら、色々教えてくださいました。

「これはウシガエルのオタマジャクシだね。お腹が模様がなくて白~黄色っぽい。」

「ツチガエルのオタマジャクシはここまで大きくないし、お腹を見るとまだら模様。」

「ウシガエルは、特定外来生物。特定外来生物は生態系を壊すから、育てちゃいけないし、放っては行けない。」

健ちゃんは、自分で捕まえた、大事な大きなオタマジャクシを、センターさんに預けることにしました。

「何の餌になるの?ウシガエルのオタマジャクシは、何が食べるの?」

彼なりに受け止めたようでした。

「あんまり美味しくないみたいで、みんなあんまり食べないんだよなぁ・・・」

「カメの餌にはならないの?ザリガニは?」

「え、何の餌にもならないの?駆除する?」

最後までどうなるのか見届けたかったようです。

捕食する敵がいない…。センターの寺本先生の答えを聞く健ちゃん。

「あぁ、そっかぁ。だから増えるんだね」

「さばいて食べればいいじゃん!丸干しにして、味噌汁にいれるとか~。唐揚げにしてもいいんじゃない?」

帰って来てから 彼なりのオリジナル有効利用法を考えておりました。。。

ちなみに・・・健ちゃんママは、モノづくりオタク。

地球ハグ倶楽部のクラフト部部長。

バックヤードでは、しきりに、

「このワナはどうなってるのですか?」

「どういう仕掛けですか?」

「どうやって作ってあるんですか?」

どうやら、バックヤードに大量に積んであるワナの仕掛けに興味津々!

そのうち、生き物捕獲ワナを作り出すかもしれません(笑)

丁寧に対応してくださった生物多様性センターのみなさま ありがとうございました。

地球ハグ倶楽部のお友達から、

「いいなぁ~!僕も、私も、生物多様性センターさんに潜入してみたい!」

との声が上がっていますので、

バックヤード潜入、お願いしてみようかと思っております。

実現できるといいなぁ。

どうぞお楽しみに。

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