ドングリワールドへようこそ!なごや環境大学の共育講座でした。
「美味しい・楽しい・美しい」を合言葉に活動している地球ハグ倶楽部。
「自然の恵みを採って食べる”おいしい”体験」
今回の”美味しい”は、「どんぐりを食べてみよう!」
どんぐりが食べてみたいという子供達。蝉でも食べる何でも食べるカズムシ先生のナビでスイッチオン。
「生のどんぐり初めて食べた!美味しい~!」「甘い~!」「ピーナッツみたい!」
あちこちで歓声が上がります。ここからどんぐり食ワールドがどんどん展開していくことになるのでした。
「自然の素材で作って遊ぶ”楽しい”体験」
今回の”楽しい”は「どんぐりパチンコを作ろう!どんぐり飛ばして遊ぼう!」
ということで、パチンコ用の枝を探しながらお散歩。ミッションは、
「割れない折れない硬い木を探せ!」「枝分かれしているY字の枝を探せ!」
子供達、頑張って探して、いろんな枝を持って来てくれます。「これはどう?」
「いい形だね~!」「これはすぐ折れるね。きのこ生えてるからダメだ。」「きのこが生えるとどうして折れるの?」
「桜の木は柔らかいね。」「ドングリの木は硬いぞ。」
木の硬さ、強さ、真剣に選別するお父さんたち。
「僕が切る!」見つけてきたパチンコ枝を切り出します。
「一人で切れた!」さあ、どんぐりパチンコ作ろう!
鹿でも打ち倒せる?くらいの強烈で巨大なのを見本品として作って来たカズムシ先生…
「そんな殺傷力の強すぎるものはダメです!子供たちが真似したら危険です!」
と、小さい見本に作り直してもらいましたが、やっぱり性差の本能ってあるんですねぇ。パパたちの本気具合に笑えました。みんな強いの作りたいんですね。
試行錯誤しながら、これで遠くまで飛ぶかな? 枝をどう切ろう? 枝のどこに、どのゴムを、どう取り付けよう?
作るのにも、飛ばすのにも、指先を使う、身体を使う、頭を使う。
完成したら、飛ばしてみます。
どんぐりを皮布に当てる、
つまみながら手前に引っ張る、
思い切り手前に引っ張ってから放す、
反対の手で枝を押さえておく、
このパチンコを飛ばすという一連の動きが、子供達には難しい事が判明。
「見ててね。」横でやって見せる。
一緒に持って補助をしながら身体で伝える。
やっているうちに遠くまで飛ばせるようになってきました。
まずは、とにかくできるだけ遠くまで気持ちよく飛ばせるようになる。つぎに的を狙う。これが子どもの自然な動きなのですね。
こども達ずらり。「人には絶対に向けない事!」それだけは厳重注意。
パパ本気の図。樹皮剥いだ方が完成度上がりますよね。さすがです!
このお手製遊び道具、作るところから楽しい。練度を高めるのは、なかなか高度テクです。遊んで極めてね!
極めたらこれで狩りに行けるかも?
くっつき虫も大人気。くっつき虫アートで、盛り上がります。
こちらアレチヌスビトハギ。つま先で抜き足差し足の泥棒の足跡みたいだからとか?
いっぱい遊んで、色んなどんぐりと仲良くなりました。どんぐりの葉っぱ、いろんな形の葉っぱがあるんだね。
見て、拾って、割って、食べて、投げて、飛ばして…仲良くなってから、名前を聞くと覚えられるんです。
ドングリ標本箱、お家で眺めていると、またまたドングリと仲良くなれますよ。
明け方まで雨でしたが、晴れました!
2歳ちゃんも、臨月妊婦さんも、初めての方も、お馴染みの方も、みなさまご参加ありがとうございました。
お熱や風邪や用事で来れなかったお友達も、また今度一緒に遊ぼうね!
秋の気持ちのいい季節。また家族で、自然の中に、遊びに行ってみてくださいね。
こちらは大高緑地公園。遠くの山に行かなくても、近所の公園でも、いっぱい秋を楽しめますね。
「週末は、家族で、自然の中で、ハグニケーション」
ハグニケーションとは、ハグするようなあたたかなコミュニケーションの事。 心の栄養です。
「自分と地球をハグできる力を育みたい。」
そんな想いに共感くださったご家族のあたたかな輪が広がってきています。
みんなのご家族やお友達の周りにも、自然の中での楽しい輪が広がっていったら嬉しいです。
帰宅後、こどもたちの拾ったどんぐりで、美味しい活動のご報告の数々は、次回に続く…
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